「NFTってどんな事をして稼げるの?」
「NFTの稼ぐ種類を教えて欲しい」
「どんな方法があるのか知りたい」
とNFTで稼ぎたい方は一緒に勉強していきましょう。
✅NFTで稼ぐ方法やコツ
✅ポイントや注意点
NFTの稼ぐ方法と種類
NFTと騒がれている時代で、どんなことをすれば利益が発生するのか気になりますよね。そこでまず、NFTにはどんなものがあるのか?を理解しておきましょう。
NFTと一概に言っても、自分が購入したものを高値を付けて販売したり、自分が作品を作って出品したり、アプリで遊んで暇つぶしの間に増やすことも出来ます。
大まかに分けると3つの方法があり、その中で細かい稼ぎ方がある感じです。
- NFT投資で稼ぐ
- ゲームで稼ぐ
- 作品を販売して稼ぐ
これから更に多種多様な収益化の仕方やプラットフォームも増えていくでしょう。
1.NFT投資で稼ぐ
投資で稼ぐというのは、2つの意味があります。
B.NFT関連銘柄を購入して投資する
投資という言葉から推測出来ると思いますが、自分で先に買っておいてそれ以上の仮想通貨で売ることを目的としています。
NFTでは転売が禁じられていないため、安く仕入れて高く売る二次流通がマーケット的にも認められています。
世間で一般的なNFT投資が、このやり方で、話題のCNPなんかも後で転売する目的で買う人も多いですね。
NFT作品をプレセールの間に安く買っておいて、売買(転売)することによって、差分の利益を得る仕組みです。
NFTで実際に価値が高騰した例をいくつか紹介していきましょう。
一般の人でも成功した事例は沢山あるので夢を持てると思います。
海外のNFTコレクションで有名なものとして、「Bored Ape Yacht Club」があります。
Bored Ape Yacht Club(ボアード エイプ ヨット クラブ)は類人猿をモチーフにしたNFTコレクションです。
ジャスティンビーバーや人気ラッパーのエミネム、ネイマール等のほかに、関口メンディー (GENERATIONS、EXILE)、数々の日本人インフルエンサーも、このNFTを所有しています。
世界的セレブが所有しており、日本人でも多くの著名人たちが揃って落札したことにより、世界で最も人気なコレクションとして注目されるようになりました。
僕自身が注意するきっかけになったのは、ブロガー兼投資家のマナブさんの投稿ですね。
マナブさんは、2021年の秋頃に日本円で約1,700万円ほどで個性的なBAYCを購入しました。
マナブさんを知らない人はあまりいないと思いますが、クリプトパンクスも所有しており、NFTアート投資で成功している有名インフルエンサーです。
BAYCは2021年4月の販売時は0.08ETHで購入することができましたが、最近(2022年2月時点)は最低価格100ETH前後(約3,500万円)となっています。
これがどういう意味かというと、あなたが1年前に買っていれば価値が1,000倍近くまで跳ね上がって、あなたも稼ぐことが出来ていたということです。
引用:https://art-culture.world/articles/beeple
アメリカ生まれのデジタルアーティスト(Beeple)のNFTアート作品が、なんと75億円でオークションで落札されました。
それが、Everydays – The First 5000 Days(毎日-最初の5000日)です。
こちらのNFTデジタルアートは最も高額なNFTアートとして有名になりました。
Beepleが5000枚のデジタル画像をコラージュした大きなアート作品ですね。
これが話題になった原因の1つとして、元々通貨投資家であるMetaKovanがNFTアートを狙ったことで更に盛り上がった可能性があります。
さいとうなおきさんは、イラストレーターとして活動し、チャンネル登録者数100万人を誇る超大物Youtuberでもあります。
既に認知がある状況の中で、初のNFTアート販売を40個限定でTwitter上で告知。マーケットはFoundationで発売しましたが、販売直後に即完売。
可愛らしいアニメキャラのようなタッチで、販売している作品の中でも「K-chan “N” <GESTURES #1>」が13.69 ETH(約600万円)で落札されたのです。
只今13.69 ETHで落札されました!落札者さま入札参加者さま、本当にありがとうございます!!
それとこの作品は連作の一枚なので、次の土曜、22時頃に次の1枚を出品予定です。今回同様入札者にはNFTのプレセントもあります。どうぞよろしくお願いいたします🍀@withFND! 🌐https://t.co/pDFJF9k4Vs
— さいとう なおき🍀 (@_NaokiSaito) October 17, 2021
NFT関連の仮想通貨銘柄の中で、注目を集めている銘柄は以下の3つです。
注目すべきNFT関連銘柄
Socios.comのアプリなどを通じてスポーツクラブとファンの関係を繋いで連携させるプラットフォームです。
チリーズ(Chiliz/CHZ)はアプリ経由で、自分が好きなチームに貢献する目的で、応援や報酬を与えることが可能な仮想通貨銘柄。
ファントークン保有者は投票企画に参加可能になります。
ファントークンは、スポーツチームなどがチーム運営やファンとの関わりを強化することなどを目的に独自に発行するトークンのこと。
The Sandbox(SAND)はメタバース空間やNFTを利用したブロックチェーンゲームで、「The Sandbox」というゲームで取り扱われている仮想通貨です。
マインクラフトのようなゲーム性で人気があり、The Sandboxを遊びながらSANDを稼げるのが特徴。
ちなみに、ゲーム内で作成したキャラクターやアイテムは、NFTマーケットを使って取引できます。
「The Sandbox」では、ゲーム内でオリジナルのゲームを作成することもでき、他のプレイヤーに自身が作成したゲームをプレイしてもらうことで仮想通貨を稼ぐことも可能です。
ラリブル(RARI)はデジタルアートを扱うNFTプラットフォームで利用できる通貨です。
Raribleは独自トークンのRARIを発行しており、保有しているユーザーは、システム上の投票に参加する権利が与えられます。
ラリブル(RARI)は基本的に安価な作品が多いので、利用者が徐々に増えやすくなっていますね。
ペア通貨を送金するための取引所として、bitFlyerがおすすめです。
2.NFTゲームで稼ぐ
NFTを使ったゲーム内で獲得したアイテムやキャラクターや通貨などを、仮想通貨として売買して利益を得ることができる仕組み
- NFTゲームで遊ぶ
- ゲーム内で獲得したNFTを売却
- 仮想通貨や現金として換金
これらの手順を踏んで、お金を稼げます。
ベトナム発の話題のNFTゲームです。
1日のアクティブユーザー数が280万人を超えるなどのユーザー数を誇り、ゲーム内で仮想通貨を入手できたり、NFTのモンスターやアイテムなどを売買できたりします。
2022年の前半は、NFTゲームの中でもETH(イーサリアム)の取引量が1位になるほど人気で、このゲームで生計を立てるZ世代の人達も多いです。
マインクラフトなどのシュミレーションゲームが好きなゲーマーには、馴染みがあって使いやすいゲームプラットフォームでしょう。
立方体を組み合わせてつくる3DCGのかくかくしたような構造になっており、ユーザーはLAND(ランド)と呼ばれる仮想土地を所有することが可能です。
この土地や施設を建設する中で、出てきたアイテムをマーケットプレイスに出品して利益を得ることが出来ます。
Agletは、歩数計のように歩いてゲーム通貨を溜めたり、溜まった通貨でスニーカーを売買できるゲームです。
Agletは急激に成長し、参入者も増えてきて、2022年の後半には更なる稼げる仕組みが出てくるとの発表をされています。
3.作品を販売して稼ぐ
自分がクリエイターやイラストレーターのように、自分でNFTアートを販売して稼ぐ方法です。
これは、転売目的とは違い自分が先行して一次流通させることを指します。
一時流通 → クリエイターから最初の購入者に届くまでのステップ
二次流通 → 購入者から更に別の購入者に届くまでのステップ
自分がアートなんて作品作れないよと感じた人もいるかと思いますが、実際に机に向かってイラストを手書きで書くわけではないので、やり方はいくつかあります。
インドネシアの大学生(ゴザリさん)が自撮り写真をNFT化して販売し、売上が1億円を超えて話題となりました。
ゴザリさんは、18歳から22歳までの5年間、毎日PCの前で撮り溜めた自撮り写真を、NFTアートしてOpenSeaに出品しました。
🔽NFTのニュースです。https://t.co/cQAZ5nW4mZ
自撮り1000枚をNFT化し、1億円以上売り上げる ワクチン接種時の写真が人気に
ゴザリさんという
インドネシアの大学生が、自撮り画像1000枚を
NFTとして販売し、計100万ドル
(約1億1400万円)以上を売り上げている。
みたい、1億はすごい。😌— LoveInvestor✶黒の投資家【www.投資家.com official】 (@LoveInvestor) January 18, 2022
最初のスタートはゆっくりでしたが、有名なシェフが購入してSNSに上げたのをきっかけに、1,000枚ほどの写真が少しずつ売れるようになり、最終的に合計100万ドル(約1億1400万円)の値を付けました。
参考記事:『インドネシアの大学生、5年分の自撮りNFTアートが1億円に』(Yahoo!Japanニュース)
このように、プロのイラストレーターやクリエイターにならずとも、写真をNFTとして販売するだけでも稼ぐことができるわけですね。
NFTアート作品は、無料のアプリやソフトを使って制作することも可能で、誰でもクリエイターになれる時代が到来しようとしています。
あなたも自分の作品を出品してみてはいかがでしょうか?
海外のNFTマーケットプレイスを利用すれば、自作のNFTアートを出品できます。世界的に有名で取引しやすいマーケットプレイスはこちらです。
- OpenSea
- Foundation
- Rarible
NFTの売るコツとマーケティング
NFTは確かに一般の人でも稼げる可能性はありますが、共通点やコツなどを理解しておかないといきなり成功するのは難しいでしょう。
結果論にはなりますが、NFTで成功している人には少なからず法則性があり、売れる仕組みやマーケティングが上手に出来ている人も多いです。
売れているNFTの共通点
オリジナリティがある
コレクション性がある
通貨がイーサリアム
デザインがシンプル
付加価値がある
心理学でいうなら、オリジナリティがある作品は「希少性の原理」が働きます。
その人にしか出来ない作品、ユニーク性を感じる面白いアートなどは長期保有しておきたい効果があるので、相対的に価値が高くなります。
ただ、「こだわりのある作品」ではなく「みんなが欲しがる作品」にしないといけないので、次のことを考えてみてください。
そう、統一感です。
統一感があり、コンセプトがある作品がどれも売れています。クリプトパンクスやCNP、Bored Ape Yacht Clubも1つの作品に終わりません。
複数の関連したアートを出品して揃えることで、多くの人が買った時に仲間意識(帰属意識)が出来て、共存している感覚なります。
取引できるNFTがイーサリアムの場合が多いです。特にOpenSea等は、イーサリアムの取引量が多いので、「取引のしやすさ」を考慮して出品している人も多いでしょう。
「OpenSea」で販売されている上位5作品の平均取引額ランキング(2022年)
イーサリアム 約49億9,661万4円
ポリゴン 約1億2,476万円
クレイトン 約1億8,035万円
イーサリアムにどれだけ需要があるかがご覧の通りお分かりいただけるでしょう。
意外と見落としがちな部分ですが、綺麗な作品ではなく、シンプルな作品の方が売れやすい。
さきほど「コレクション性」について言及しましたが、多くの人が所有することを考えると、シンプルで統一性がある方が良いですよね。
これはかなりキーポイントですが、単純にアート作品を出したからといって、何でも売れるわけではありません。
例えば、Twitterの創設者ジャックドーシーのツイートが3億円以上の大金で売れたのも「世界的初のツイート」という付加価値がついてます。
なぜ、ただのTwitterの投稿で3億が動いたのか?を考えると、そこに何かしらの背景やベネフィット、歴史があるわけなので、購入する意味を考えなければなりません。
2022年1月時点で約10億ドル以上の売上を出している「Bored Ape Yacht Club」は、下記のような購入者特典を用意してます。
✅Discordに招待され、同じイラストを購入した仲間と情報交換できる
NFTは、あなたのこだわりがある売りたいものではなく、みんなが欲しがる買いたいものを作品提供する必要があります。
ドット絵や、変わった猿のモチーフが売れている時に、緻密で入念に描かれた猫の作品が売れるとも限りません。
「なぜ、それを欲しがるのか」マーケティング目線で需要を把握するのは成功のポイントとも言えるでしょう。
NFTで稼ぐポイント
どんなNFTが話題性があり、トレンドになってるのか必ずアンテナを張りましょう。
TwitterやInstagram、その他のSNS媒体を経由していち早く情報を取得したり、どのくらいの規模で企画をしているかを見極める情報収集スキルは必要です。
猫のNFTを販売していると思ったら、次は女の子のイラストをNFTにしている。なんてことがないようにコンセプトを統一させましょう。
簡単に例を出すなら、スターバックスがオレンジジュースを販売するぐらい不自然になるので、その世界観を作り出している売れるコンセプトは何なのか慎重に見直しましょう。
これは特に大事ですね。認知されなければ、集客すら出来ません。
そこで、Twitterを通じて企画を行うか、インフルエンサーに紹介してもらえるような工夫をするのか、特典を付けて配布するのか?など、認知が広まるような魅力的な活動をするのが得策です。
マーケティング活動でプロモーションの仕方で売上は雲泥の差がつくるので、認知の広め方は十分気を付けましょう。
NFTを出品する際に、取引するマーケットプレイスによって、それぞれ手数料が2.5%~10%程度かかるので手数料を含めてどのくらいの価格で売るのかを吟味しないといけません。
これをガス代と言いますが、ガス代次第で自分の手取りの利益額は全然変わってきますので、相場観を掴むのもNFTを成功させるコツですね。