メタバースとは?仮想空間でできることやNFTとの関連性を分かりやすく解説。

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「メタバースの名前は知ってるけどイメージが湧かない」

「VRとメタバースって何がどう違うのか分からない」

「メタバースで何が出来るのか知りたい」

「NFTとメタバースにはどんな関係があるの?」

 

このような疑問や問題を抱えている方はこの記事を最後まで読んでみてください。

 

本記事で分かること
✅メタバースとは何か
✅メタバース仕組みや全体像
✅NFTとメタバースの関連性
✅メタバースの可能性と未来

 

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レオ
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メタバースとは何か?

metaverse

メタバースの意味や話題になった背景を少しまとめましょう。

 

3次元の仮想空間【メタバース】

 

メタバースとは、メタ( = meta/超越した)」と「ユニバース( = universe/世界 )の複合ワードで、現実世界と連動した仮想空間のこと。

 

レオ
一言で言うなら、ネット上でアバターを使った3次元の仮想空間だよ!

 

実はメタバースは20年以上も前から存在していた言葉ですが、NFTの活性化や可能性が大きくなったことで、その認知度は急激に広まりました。

実際に「メタバース」という言葉がGoogleトレンドでも2021年10月頃から急増しているのが分かりますね。

あの大手企業の「 Facebook 」が2021年に社名を「 Meta 」に変更したのも1つのきっかけとしてあるでしょう。

新しく「Meta」 に名前を変更した元facebook社は、VR  AR、そしてメタバースに 1 兆円規模の投資を計画すると公言したのです。

その大きな経済的ニュースにより、世界の流れが”仮想空間”という現実離れした新世界へ注目を始めました。

さらに、メタバースは今後の市場規模は急速発展すると予想されており、2020年のメタバースの市場規模は約4800億ドルでしたが、2024年には約7800億ドルにまでのぼるのではないかとの声もあります。

引用:https://www.bloomberg.com/professional/blog/metaverse-may-be-800-billion-market-next-tech-platform/

 

 

VRとの違い

メタバースでは、自分の分身としてのアバターが仮想空間の中に映り込み、実在する世界中の他者と同じ空間の中でコミュニケーションを取ったり遊んだりします。

VRはお馴染みの通り、VRゴーグルをかければ、バーチャル世界をまるで現実世界のように楽しんでワクワクする体験が出来ます。

レオ
VR は、Virtual Reality(バーチャルリアリティー)の略で【仮想現実】とも言われたりするんだ。

 

ゴーグルに映し出した360度の視界がリアルのように動いて、一人でゲームをプレイするものと捉えられるでしょう。

このVRと、メタバースの大きな違いは実在する他者とよりリアルに濃く繋がれて、人間そのものがアバターとなって世界を創造するイメージです。

更に、メタバースがVRと圧倒的に違うところは「リセットが存在しない」ことです。

VRや今までのゲーム等は自分がゲームをオフにして電源を切った瞬間にその空間は止まりますが、メタバースは他のプレイヤーもオンラインで実際に活動しています。

つまり、自分がゲームリセットしたとしても、しなかっとしても、ずっとその空間は永遠に動き続けるのです。

 

✅メタバース → 仮想空間そのもの
✅VR → 臨場感を体験する手段の1つ

分かりやすく言うなら、メタバース空間を体験する方法の1つとしてVRを使うこともあるということです。

よくある勘違いですが、VRも「3次元空間」の1つになりますので、単に「3次元空間=メタバース」というわけではありません。

 

メタバースはよくゲームに例えられたりします。人気になった名作のゲームとしてメタバースに近いものはこのようなものがあるでしょう。

あつまれ どうぶつの森
ファイナルファンタジー
マインクラフト
セカンドライフ
フォートナイト

 

メタバースで何が出来るのか?

メタバースでは様々な仕組みが構築されており、仮想空間ならではの体験をしたり、ビジネスとしてお金を稼ぐことが可能になっています。

 

他ユーザーとの交流

先ほど説明しましたが、世界中で同じようにオンラインに繋がってるメタバース上の人達と遊ぶことが可能です。

同時接続のユーザー同士で、オンライン会議をしたり、コミュニティに属したりすることが出来るので、実社会と仮想空間が同時に動いている感覚になります。

 

イベントの体験や企画

バーチャルマーケット

2018年から開催されている世界最大のVRイベント。メタバース上にあるバーチャルリアリティマーケット会場で、3Dアイテム(アバター)やリアル商品(ファッションや飲食物など)を売買することが出来ます。

※バーチャルマーケットは「バーチャルリアリティマーケットイベントにおけるブースの最多数」としてギネス世界記録™に認定されました。

参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000171.000034617.html

近年では、大手優良企業も注目し、メタバース事業に参入希望の会社も増えて、リアル商品のバリエーションが豊富になってきています。

 

TOKYO GAME SHOW VR 2021

国内最大のゲームショー初のVRイベントをwebVR会場で提供。

なんと30万人以上の来場者を誇る「TOKYO GAME SHOW VR 2021」にて、アバターコスチュームや公式グッズの販売を行い盛り上がりを見せました。

参照:https://group.ntt/jp/nttxr/topics/topics00001/index.html

 

シーコン・メタバースEXPO2022

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参照:https://ccon.smktg.jp/public/seminar/view/437

こちらは2022年2月に開催されましたが、同年の7月にも開催予定のイベント。

kintone製品の相談会や講演会が行われました。3D空間に設計された展示ブースや講演ホールをアバター経由で閲覧可能です。

エントランスホールや展示ホール等が用意されており、参加者を出迎えてくれたり、自分が気になった展示会の体験をできます。

 

NFT FESTA

参照:https://www.nftfesta.com/

 

メタバース上でイラストや3Dモデル、映像、音楽などが展示される個人クリエイターの展示会イベントです。

このイベントを通じて、多数のユーザーとメタバース上で会話したり展示会を一緒に楽しむことが醍醐味。

個人出店も無料なので、誰でも気軽に世界中で活躍するNFTクリエイターと繋がれたり、情報交換の場として活用できるのが魅力的ですね。

 

このようにメタバースの中では、音楽ライブ、オフ会、セミナー等、実社会の中で存在する様々なイベントがそのまま3次元空間で体験できるのです。

 

ビジネスや仕事の展開

まだあまり知られてないですが、メタバース内でバイトや仕事をすることも出来ます。

例えば、画像にあるように「メタジョブ」というサービスは、イベントやPRを手伝って欲しい採用者とメタバース内で働いて稼ぎたいと思う労働者のマッチング型デジタルワークです。

ファシリテーターや案内スタッフ、オンライン接客などがあり、様々な業種形態があります。

バイトの時給はそれぞれですが、基本的にリアル世界よりも高く、時給2,000円のところもあるので、ゲームをしながらVR世界で稼ぎたい方はおすすめ。

ビジネスや仕事として使う時は、メタバース内でバーチャル会議を開くことが出来て、アバター同士で会議を行えます。

また、自分のオリジナルアバターを販売したり、自ら有料でセミナーを開催してビジネス展開等もできるので、沢山の可能性を秘めてます。

 

NFTの活用

メタバースはやはりNFTと連携されているイメージが強いでしょう。

アバターやファッション、ゲームアイテム、建物や土地などがNFT化されており、マーケットプレイスで取引可能です。

メタバースの中では様々なゲームがありますが、ゲーム内で獲得したアイテム等をNFTとして出品することで儲ける人も少なくありません。

例えば、これまでの動物の森のようなゲームは、いくらアイテムを集めても収益化できませんでしたが、それが価値あるアイテムとして売買が可能になったのです。

また、自分が作成したNFTアイテムやNFTアートを作品としてメタバースに出店する人も増えています。

 

メタバースとNFTの関連性

NFTとメタバースがどのように関連しているのか? NFTがメタバースにもたらす影響はメリットはどのようなものがあるのかを紹介していきましょう。

 

NFTがメタバースに導入されて起こること

 

メタバースのワードが普及が広まり出したのは、ちょうどNFTが流行してきた時期です。

「NFT」「仮想通貨」「メタバース」この3つの単語は2021年の検索ワードや経済ニュースを見ても圧倒的に注目されているのがわかるでしょう。

でも一見、同じようなカテゴリーに見えますが、NFTとメタバースは何がどう違うのか分からない人も多いのではないでしょうか?

そこで、これらがどのように関連しているのかを説明しましょう。

 

✅NFT(Non-fungible-token)
→ 改ざん不可能な仕組みや電子証明書
✅メタバース
→ アバターを使った仮想空間

 

昔の人気ゲームでマインクラフトやどうぶつの森でも「ゲーム内通貨」や「ゲーム内アイテム」は存在していました。

ただ、それはあくまでゲーム内だけで使える通貨やアイテムであるため、現実世界で実際に価値を持つわけではありません。

 

いくらそのアイテムをゲットしようが、いくら通貨やコインを獲得しようが、キャラクターや土地を成長させようが、その価値はリアルの世界では分かりませんでした。

ここで「NFT(Non-fungible-token)」の技術と投入することで、そのゲーム内の価値がリアルの価値として売買可能になったのです。

NFTとデジタルデータ(ゲーム空間)を紐づけることで、「そのデジタルデータが世界にたった1つしか存在しない証明」になります。

そうすると、全く同じアイテムなのに全く異なる価値が付けられるようになるのです。

 

具体例

通常の仮想空間(メタバース)の場合。

 

ジャスティンビーバーが使っていた「剣」=100円
一般人が使っていた「剣」=100円

全く同じ価値
→ 誰が使っているか分からないから
→ 同じ剣として認識されてゲーム内に無限に出回る
→ 同じものが大量にあるので価値が変わらない

 

 

NFT技術を仮想空間(メタバース)に使った場合。

 

ジャスティンビーバーが使っていた「剣」=1億円
一般人が使っていた「剣」=100円

全く異なる価値
→ NFTの証明によって誰がいつ使っていたか分かる
→ 異なる剣として認識されてゲーム内で1つしかないものになる
→ 希少性が高いため、価値が高騰する

 

レオ
NFTの技術によって、誰がいつそのNFTを所有していたかまで記録されて管理されるので付加価値がつきやすいんだよ!

 

そして、この技術や仕組みをブロックチェーン技術と呼ばれます。

ただのゲームならゲームを行う人は全てユーザーとして活動していましたが、NFTを含むメタバース内では「所有者」としても活動するでしょう。

そして、それぞれの所有者が自分のアイテムを売ったり買ったりして稼ぐ仕組みが導入されてます。

 

メタバースの可能性と将来

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メタバースはさらに、今後も間違いなく発展していくでしょう。

メタ(meta)とは、「超越した」、「高次の」、「変化」という意味を指すweb3.0を代表する言葉です。

2023年、2024年、2025年と更になる拡大と期待が予想されるメタバースは、クリエイター1人1人の活躍だけではなく、企業ブランディングの1つとしても販路も広がっていくと言わざると得ません。

コロナ禍による観光業界のダメージを取り戻すために、沖縄の国際通りをVRChat内のバーチャル空間の中で再現をした「バーチャルOKINAWA 」プロジェクトが話題になったり、

『Cluster』というアプリを使ってバーチャル上に創り上げられて再現された渋谷にアクセスし、東京の渋谷の空間や背景、街並みを楽しめる仕組み等も存在します。

このように、現実とデジタルの狭間で揺れ動くメタバースが今後どのように世間を賑わせていくのかワクワクしますね。

 

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